ベニバナといえば源氏物語
手作り石けんのレシピを考える際に植物オイルを何を選ぶかは重要です。
紅花はビタミンやミネラルを多く含み、
どちらかというと脂性肌さん向けといわれていますが、美肌の為の石けんを作りたいわけです。
なのに、なのに、なのにベニバナと聞くと『源氏物語』を思い出してしまうのです。
しかも 不美人と言われる「末摘花」さん。
この方、鼻が赤かったので 光源氏があだ名をつけたのです。
ベニバナの別名はサフラワー、 コウカ そして スエツムハナ。
花の咲き始めは黄色ですが、しだいに赤色に変化します。
真っ赤なお鼻のトナカイさんともいえず、ナイス ネーミング ですよね。
末の方から咲く花を摘むからスエツムハナといわれるそうです。
これまた面白くて、ハーブは見た目、赤というか朱色っぽいのですが、
お湯に浸けておくと黄色の液体になります。
トッピングにしても赤が目を引きます。

不美人でも光源氏と生涯関わった彼女、なかなかの魅力があったのでしょうね。
逸話を知っていると楽しみも増えます。